2025年度産 長野県産大粒生なつめ
今年も長野県の大粒生なつめの収穫時期が近づいてまいりました!
弊社提携農場で無農薬、自然栽培で育った大粒の生なつめです。毎年たくさんのお客様にご好評をいただいております。私どもの取り扱う生なつめは比較的糖度の高いなつめで、大きさも直径約4cm前後と食べ応えのあるなつめです。弊社代表が剪定などの栽培アドバイスを務め、自ら一粒一粒収穫、選別、梱包作業もして大切にお客様にお届けいたします。

日本では古くからなつめは福井県や岐阜県などで小規模に栽培されてきましたが、いずれも“小棗“と言われる小さななつめの品種が主でした。ここ数十年でなつめの原産地である中国などで大粒品種が選抜、交雑育種により生み出されましたが、日本での大粒ナツメの栽培はほとんど進んでおらず、栽培農家は数えるほどしかおりません。その中でも大規模に栽培しているのが弊社提携農場です。

毎年9月頃からなつめは赤く色づいてきます。9月、お彼岸が過ぎたあたりから気温が下がり始めるとどんどんと赤みが拡がり果実は熟していきます。収穫が始まるまで大雨や台風がきてしまうと落果につながるので気を抜けません。また、雨が長く降らず日照りが続いた後に大雨が降ると果実にクラック(亀裂)が入り、とても痛みやすくなります。毎年この時期になると無事に収穫ができるか心配の毎日です。
収穫は一粒一粒の熟度を目視で確認しながら手作業で摘んでいきます。なつめの枝には棘があるので刺さらないように気をつけながら収穫していきますが、気づいたら棘が刺さっていたということもよくあります。熟している果実を見極めながら順次収穫を行い10月末頃までには取り終えます。生なつめの旬はとても短くおよそ1ヶ月で終わってしまいます。

生なつめは基本的に追熟はしない果実で、収穫した後にどんどんと鮮度が落ちていきます。常温ですと特に痛みやすく3〜4日。新聞紙に包み、ビニール袋などに入れて口を縛って冷蔵庫に入れていただくと1週間ほどは保ちます。それでも鮮度は徐々に落ちていきますのでお早めにお召し上がりいただくか天日乾燥やナツメ酒作りにご利用いただくことをお勧めしております。長期保存したい場合は洗って水気を拭き取り、丸ごとジップロックなどに入れて冷凍保存もできます。

長野県伊那谷の風光明媚な自然で育った無農薬、自然栽培の大粒なつめをぜひご堪能いただけますと幸いです。
9月末頃より、HP、InstagramのDM、Gmail (camelroadshop@gmail.com)にてご予約を開始いたします。今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
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