初めてのなつめ
最近なつめのことを知った人、健康や美容に良いと聞いたけど「どうやって食べるの?」「そのまま?料理に使えるの?」となつめの味や食べ方など疑問に思う方も多いはず。
今回は なつめ初心者の方向けに、どのように食べれば良いか簡単に利用方法をご紹介します。

1. まずはシンプルに「そのまま食べる」
乾燥なつめは、いわゆるドライフルーツですのでそのまま食べられます。
ほんのり甘く、酸味はほとんどなく蒸したりんごのような風味でおやつや小腹満たしにぴったり。
注意点としては、丸ごと乾燥タイプは種が入っているのでそのまま口に入れてしまうと、ラグビーボウルのような形の種が口に刺さってしまうことがありますので、横向きにかじるようにすると食べやすいです。種はとても硬く食べられません。種を抜いたタイプもありますが、なつめの種抜きはとても手間と労力がかかりますので出回る量はわずかです。また、種を抜いてしまうとやはり味も抜けやすく種ありの方が断然美味しいです。
さらに乾燥させてスライスしたなつめチップスは、なつめの独特の風味は少ないですが稀にその風味が苦手な方もいらっしゃるのでスナック感覚でポリポリと食べれてギルトフリーなおやつにぴったりです。
なつめを初めて食べるなら、まずはひと粒そのまま、自然な甘さを感じてみましょう。丸ごと乾燥なつめとなつめチップスはそれぞれ違った味わいを楽しめます。
2. お茶にしてリラックスタイムに
なつめはお茶として煮出すのも定番です。
本場韓国や中国では、丸ごと乾燥なつめを鍋で煮込んで濃厚ななつめ茶を作ります。煮込んだなつめ茶を一晩置いておくとなつめの色素や栄養分がさらに抽出されて、とても美味しい本格なつめ茶ができます。クコやハトムギ、黒豆、高麗人参などを加えて煮込むとさらに本格薬膳茶が出来上がります。また、生姜との相性も抜群ですので冬は出来上がったなつめ茶に生姜のおろし汁をほんの少し加えると体がポカポカと温まり、とてもおすすめです。

なつめチップスでは、湯呑みになつめを入れてお湯を注ぐだけで、ほんのり甘くやさしい香りの即席簡単なつめ茶ができます。朝の一杯や手軽に休憩中に注いだり、夜のリラックスタイムや冷えが気になるときにおすすめです。
3. スープや煮物にプラス
中華料理や韓国料理では、スープや鍋料理に丸ごとなつめ入れることがよくあります。
長時間煮込むとやわらかくなり、自然な甘みが料理に溶け出して、柔らかくなったなつめも美味しくお召し上がりいただけます。
- 鶏スープ(サムゲタンなど)に入れるとコクと甘みがアップ
- 豚の角煮や煮魚に加えるとやさしい甘みが加わる
「料理に甘みがほしいけど砂糖は控えたい」時に便利です。

4. デザートやお菓子にアレンジ
なつめチップスはそのままで、丸ごとなつめは刻んでお菓子の材料にも使えます。
- ヨーグルトやグラノーラにトッピング
- パンやスコーン、クッキーに混ぜ込む
- はちみつ漬けにしてアイスに添える
自然な甘さなので砂糖代わりにもなり、ヘルシー志向の方にぴったりです。個人的には、少量の水で柔らかく戻したなつめチップスを冷凍するとシャーベットのようになる「なつめシャーベット」がおすすめです!

なつめは「そのままおやつに」「お茶に」「料理やデザートに」と、さまざまに楽しめます。
丸ごとなつめやなつめチップスを常備しておけば、体にやさしいおやつにも、料理の隠し味にも、お客さんに出すちょっとしたおやつやお茶にも大活躍です。
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